韓経:クルーズ船観光の誘致に力入れる日本、ようやく本腰入れ始めた韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.16 09:49
◆韓国出発クルーズ船を増やすべき
韓国を訪問するクルーズ船と観光客はかなり増えたが、韓国を母港として出発するクルーズ船はまだ少ない。2012年に初めてクルーズ船会社ハーモニークルーズが2万トン級クルーズ船を就航したが、翌年1月に運航を中断して廃業した。その後、韓国を出発するクルーズ船は一部の旅行会社が外国船を短期賃貸する形で運営されている。
韓国を母港として出発したクルーズ船は今年15回、1万5000人規模にすぎない。昨年、母港出港客が22万人に達した日本と比較すると15分の1水準だ。海洋水産部は来年、韓国から出発するクルーズ船を37回、乗客を2万2400人に増やす計画だ。ロッテ観光開発は来年5月に束草(ソクチョ)を出港してロシア・北海道などを経て韓国に戻る環東海クルーズ船を2回運航することにした。