「平壌高層住宅崩壊で約500人死亡」…担当者5人が銃殺・解任
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.26 09:08
今月13日に発生した北朝鮮平壌(ピョンヤン)の高層住宅崩壊事故に関し、日本の東京新聞は25日、「手抜き工事の責任を問われ、工事を担当した朝鮮人民軍の幹部と技術者ら少なくとも5人が銃殺または解任された」とし「死者数は500人にのぼるとの情報が平壌で広がっている」と報じた。
北朝鮮関係者の言葉を引用した報道で、東京新聞は「建設を実質的に指揮した人民軍第7総局長が解任と同時に強制収用所に送られ、設計・施工を担当した技術者4人が事故発生後まもなく銃殺刑に処せられた」と伝えた。
また、読売新聞は24日、「北朝鮮に詳しい消息筋」を引用し、「高層住宅には国家安全保衛部や警察の幹部らが住んでいた」とし「秘密警察に該当する北朝鮮の国家安全保衛部は金正恩(キム・ジョンウン)政権を支える中心的組織」と伝えた。続いて「その幹部の家族に多数の犠牲者が出たことで、体制への打撃になっているとみられる」と分析した。同紙は「事故は午後5-6時に起きたが、何人の幹部が巻き込まれたかは不明」とし「このほか、外貨稼ぎの担当者や商店経営者らも約3万ドルを支払って入居していた」と報じた。