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脱北過程の想像できない苦痛、世界に知らせたい(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.07.06 10:55
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◇昨年4歳年下の米国人と結婚

――韓国での生活は容易ではなかっただろう。

 
「初めて映画館に行った時だ。私はポップコーンやナチョスなどハングルで書かれた英語メニューを読んでもその意味を理解できなかった。英語になじんでいなかったせいだった。私だけでなくすべての脱北者が最初はこうした文化的違いに多く驚くことになる。例えば『エレベーターに乗ってアパートから出てタクシーに乗ってミーティングをしに行く』という話は脱北者には聞き慣れない。外来語がとても多く混用されているためだ。このためもっと勉強するべきだと考えた。大学入試を準備した。2011年に韓国外語大学に入学した。大学で英語と中国語を複数専攻した。中国での生活がとても役立った」

――現在の生活は。

「4年間の恋愛の末に昨年結婚した。相手は4歳年下の米国人だ。ウィスコンシン州出身で韓国で国際政治を勉強している。彼は私の人生のパートナーであり助力者だ。彼の助けでニューヨークタイムズなどに英文エッセーを数回寄稿したりもした。そのほかにも米スタンフォード大学や国連安全保障理事会非公式会議などで北朝鮮の人権状況を主題に講演する機会もあった。他の国の招きを受けて訪問したこともある。

◇5年前に家族も脱北させ一緒に生活

――現在の生活には満足しているか。

「脱北後の私の夢は家族と一緒にソウルで暮らすということだった。他の家庭と同じように家族一緒に平凡に暮らすということが望みだった。その夢は5年前に実現した。だが、母は50年以上北朝鮮で暮らしてきたため、残してきた兄弟と親戚をとても懐かしがっている。さらに北朝鮮の空気まで懐かしいという。こうした話を聞くたびに心が痛む。甚だしくは母を北朝鮮に送り返すことまで考えた。家族と一緒に暮らしているが依然として離散の苦痛を味わっているのだ。タイムマシンに乗って再び鴨緑江を渡った17歳に戻れるなら、多分川を渡らなかったかもしれない。当時は耐え難い苦難が前にあるということがわからなかった」

――離散の苦痛を解決するためには統一が実現しなければならないが。

「統一は本当に“夢のようなこと”だ。だが現在では容易ではないように見える。ひとまず南北が望む統一方式には途轍もない違いがある。その上一部の韓国人は莫大な統一費用に対し好ましくないと考えている。いまは韓国に住んでいるが北朝鮮は私の故郷だ。そこには罪もなく苦痛を受けている数多くの同胞がいる。彼らのためには1日も早く統一されなければならない。世界的金融会社であるゴールドマンサックスが最近出した報告書は統一に対する希望をさらに明るくした。報告書によると南北統一後に天然資源が豊富な北朝鮮の潜在力と韓国の技術と資本力が結びつくならば2040年には国内総生産(GDP)が日本、ドイツ、フランスを追い越すと予想した。その日が早く来ることを待ちこがれている」

――最後に本を通じて言いたいことは。

「脱北者は同時代を生きている一般の人たちが経験できないひどい経験をしてきた。戦争ではない平時なのに彼らは生命への脅威を何度も受け生存のためにもがいている。彼らの苦痛を過不足なく伝えることが本を出した目的だ。また、一部の脱北者は好ましくない意図を持って偽りの証言をし誤解を生んだりもする。これにより脱北者に対する厳しい視線があるのも事実だ。私の本が少なくとも脱北者を理解するのに役立てば良い。また、彼らの名誉回復にも助けになるよう望んでいる」。(中央SUNDAY第434号)


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    2015.07.06 10:55
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    イ・ヒョンソさんが出した『7つの名前を持つ少女:ある脱北者の話』の表紙。
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