【時視各角】医療韓流?「院内感染」は後進国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.12 13:21
「今年2月に香港でスーパーバクテリアが出現したが、韓国も安全地帯ではないでしょう?」
「国内でも確認されましたけれども。ある病院で日本の教授に検体を送って確認まで受けました」
1999年6月に抗生剤の乱用問題を取材するため会ったサムスンソウル病院のソン・ジェフン感染内科長は、驚くような事実を打ち明けた。最も発展した抗生剤であるバンコマイシンも効かない黄色ブドウ球菌(VRSA)が韓国にも上陸したということだ。東京の特派員に頼んで世界で初めてVRSAを発見した日本の順天堂大学医学部の平松啓一教授に事実を確認した。平松教授は抗生剤開発には多くの時間とお金がかかるので、ひとまず院内感染を防ぐことが最善だといった。