【社説】外交長官を辞任してから国連総長に立候補すべき
潘基文(パン・キムン)外交通商部(外交部)長官が次期国連事務総長選への立候補を宣言した。もちろん外交部長官としてではなく、個人レベルの出馬だ。しかし政府は、選出手続きが始まれば韓国側候補として公式通報する予定だという。
潘長官は長い間の外交官生活を通じて、国連事務総長職の遂行に必要な資質を備えていると見る。また韓国が世界10位圏の経済大国という点で、われわれも国連の責任者を引き受けられる位置に到達したと考える。さらに地域順番制が守られてきた選出慣例を勘案した場合、次期総長はアジアから出る可能性が高い。
国連の支援を受けて誕生した韓国が、民主化と産業化を同時に達成した後、国連事務局の首長を誕生させることになれば、これは潘長官自身の、そして韓国の栄光になるだろう。したがってわれわれは潘長官が必ず目標を達成することを望む。