潘基文国連事務総長、韓国人初の「ソウル平和賞」受賞者に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.14 12:04
潘基文(バン・ギムン)国連事務総長(68)が第11回ソウル平和賞受賞者に選ばれた。韓国人がソウル平和賞を受賞するのは初めて。
ソウル平和賞審査委員会は12日、国際紛争の解決、環境問題の改善、国際平和の定着などの業績を評価し、潘基文国連事務総長にソウル平和賞を授与する、と明らかにした。潘事務総長はミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏(67)、ブラジルのルーラ前大統領(67)、米国のジェーン・グドール研究所などの個人・団体候補を抑えて、受賞者に選ばれた。
潘事務総長は04年から06年まで韓国外交通商部長官を務めた後、07年1月に韓国人では初めて第8代国連事務総長に就任した。在任期間、国際紛争、気候変動、人権と貧困など世界的な問題に関心を向け、解決に努力してきた。2011年6月には人類の平和への寄与が認められ、国連192加盟国の全会一致で再選し、今年から2期目に入っている。