金正男夫人、マカオで姿見えず、娘も…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.07 15:28
北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム)の家族がマカオで姿を消していることが、中央日報・JTBCの共同取材で確認された。このため、金正男の亡命が迫っているという観測が出ている。 毎日マカオで買い物をしていたイ・ヘギョン夫人が姿を消し、娘のキム・ソルヒも国際学校に出席していないからだ。 当初、金正男は身辺の安全のためにシンガポールに移ったと伝えられた。
“悲運の皇太子”と呼ばれた金正男はその間、メディアのインタビューにも応じるなど突出行動や自由人的な姿を見せてきた。 このために新たな絶対権力者の金正恩(キム・ジョンウン)にとって金正男は目障りな存在でしかなかったと、専門家は見ていた。 脱北詩人のチャン・ジンソン氏は「金正恩は自分以外の象徴性を置くことを許さない。金正恩政権初期に金正男が消えるだろう」と予想した。