メキシコも撤去の撤回を要求する済州道の建築物(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.22 14:26
西帰浦市と済州道は規定のために撤去するしかないという立場だ。 例外を適用すれば先例が発生し、法規の意味がなくなるという懸念からだ。 また設計者も最初から一定期間後に撤去することを前提に建てたという論理もある。 オ・ジョンフン済州道観光政策課長は「この建物はレゴレッタがホテルを設計する際、撤去後に造景をするようにしたところ」と述べた。
この建物が他人の土地に建っているという点も問題をこじらせている原因の一つだ。 元々「カサ・デル・アグア」を建設した(株)JIDは資金難でホテル事業権をブヨン住宅に譲渡した。 ブヨン住宅は建物を撤去し、敷地を造景空間として活用する計画だ。 存続する場合、「カサ・デル・アグア」が占める面積だけホテル・レジデンスの建ぺい率・容積率を超過し、竣工検査を受けることができない。