【コラム】韓国産ヘリコプター輸出、フィリピンが橋頭堡だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.28 15:12
今月5日に訪韓したフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が8分間スリオンに搭乗してサムアップしてみせた。その後、デルフィン・ロレンザーナ国防長官に購入検討を指示したという。フィリピンは2014年に韓国産軽攻撃機「FA-50」12機が輸出されて現在運用中の国だ。作戦と任務遂行の結果、韓国産航空機に対する信頼が築かれ、自然と韓国が製造したヘリコプターに対する関心が高まったものとみられる。雨水が漏れて欠陥だらけで、システム結氷テストをパスできず、冬季の運用が難しいと発表されたそのヘリコプターだ。
スリオンは大韓民国で開発された初めてのヘリコプターだ。与えられた開発期間中に見つけることができなかった部分が運用しながら明るみになった。このような部分に至るまで開発段階で見つけて完ぺきにつぶしていたら良かったが、先進国の航空機のようにスリオンも運用中に見つかった改善必要事項を反映しながら完成度を高めていきつつある。