【社説】米国金利引き上げを前に、ますます心配大きくなる新興国危機論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.15 16:54
米国の連邦公開市場委員会(FOMC)が16日(現地時間)に開かれる会議で基準金利を引き上げるという。9年ぶりの金利引き上げが迫っているのだ。米国の基準金利引き上げがどのような「津波」を追い立てるのかは予想が難しい。米国経済さえ例外になれないという分析も出てくる。
しかも新興国は「パーフェクトストーム」に包まれるという不安感がますます大きくなっている。これまで新興国市場に流れてきた米ドルが新興国から抜け出ることで、新興国企業らのドル負債も増えることは明らかだ。何より新興国は米国の金利引き上げ以降のドル高が予想されるにつれ、すでに通貨安になっている。