【社説】朴大統領、北京は行くが閲兵式の出席は悩むべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.21 14:14
朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月3日に中国北京で開かれる抗日戦争勝利70周年記念式に参加する。ますます緊密になる韓中経済関係に対北朝鮮問題に関連する中国の存在感を考えれば避けられない選択だと思われる。欧米国家が不参加を事実上決めている状況で、米国同盟国のうち初めて韓国が参加することを決めたのは意味が小さくない。参加を迷う国家に及ぼす影響も相当なものになることが明らかだ。久しぶりに米国の顔色をうかがわずに国益を沿って判断したことは良かった。米国からひしひしと伝わる反対の雰囲気を押し切って中国の体面を立てたことから、習近平国家主席をはじめとする北京の指導部が有り難く思うことは間違いない。
まだ確実ではないが、今回の記念式が重要な外交舞台になる可能性も排除することはできない。安倍晋三首相の出席も依然として流動的だ。朴大統領と習主席の間の会談はもちろん、場合によっては韓日首脳間で何かあるかもしれない。迷惑をかけても、北朝鮮から派遣される高位要人と朴大統領が対面しても十分に意義があることだ。