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【コラム】安倍とプーチンが学ばなければならないこと(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.28 14:21
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安倍とプーチンの戦略は民族主義ポピュリズムだ。傾く国運に対する国民の喪失感を民族主義的な談論と挑発で刺激し、人気を獲得しようとする見せ掛けのものだ。しかしこのようなポピュリズムは2人の政治家に短期的な支持基盤はもたらすだろうが、それによって長期的な国家利益は犠牲になる。この戦略が招く周辺国との対立と葛藤は未来の敵対国家を量産してしまう。事実、ロシアとウクライナは文化的に最も近い関係だ。しかし今の状況では敵になる可能性が大きい。日本の執着と詭弁は予期できなかった“韓中歴史連合”を産んだ。

プーチンはロシアの天然資源を欧州に対する武器と認識して悪用している。ロシアの石油とガスに対する欧州の依存度は3分の1水準だが、プーチンはいつでも供給パイプのバルブを閉めることができると脅迫している。

 
欧州は2006年と2008年のロシアの横暴を経験してからは、輸入多角化や自力でのシェールガス開発、欧州統合エネルギー政策など長期的対策づくりを進めている。プーチンの“おかげ”で欧州はロシアに対するエネルギー依存度を減らすだろう。

日本は民族主義ポピュリズムに安保同盟の米国を動員中だ。米国の対中牽制心理に便乗しようとする軽薄な計算だが確実な術ではない。安倍の靖国参拝に対する米国の失望から垣間見れるように、日本の過去指向的なしつこさに米国は疲れを感じている。そのうえ、今後は米中間の複合的な利害が発展し日本が排除されてしまうということもない。1979年、米国は30年の伝統友邦国・台湾を捨てて中国を選んだ。

プーチンや安倍は戦後ドイツから多くのことを学ばなければならない。ドイツは1940年代、民族主義ポピュリズムの典型だったナチズムにより滅亡し分断された。しかし1990年、長期的なビジョンを手に国家利益を追求したヘルムート・ コール首相の戦略で統一に成功した。

第2次世界大戦以後、ドイツは過去の領土の25%を失ったが、統一過程でこれを全面的に受け入れた。また、ドイツは侵略と収奪の過去をはっきり否定し、懺悔はもちろん全国民の歴史と民主主義教育を通じて不幸と悲劇が繰り返されないよう心血を注いできた。統一を憂慮する近隣諸国を安心させるためにドイツは大切にしていたドイツマルクすら諦めて「欧州の中のドイツ」になると力説した。ユーロが流通することになった背景だ。周辺国に対する長期的な理解と配慮を通じて欧州の中心に立つ統一ドイツは、ロシアや日本はもちろん、グローバル化時代のすべての国家の手本に値する。(中央SUNDAY第372号)

チョ・ホンシク崇実(スンシル)大教授・社会科学研究所長


【コラム】安倍とプーチンが学ばなければならないこと(1)

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