<羅老打ち上げ成功>罪人のように過ごした3年5カ月間…成功しても「申し訳ない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.31 11:07
チャン・ヨンスン・チーム長は最初の打ち上げ失敗後、最も精神的な苦労をした人たちの一人だ。失敗の原因とされたフェアリング(衛星保護カバー)を開発した張本人だったからだ。最初の打ち上げでは2つのフェアリングのうち一方が分離せず、ロケットが均衡を失い、姿勢制御不能状態に陥った。その後およそ400回の試験を通じて欠陥を補完したが、2度目の打ち上げではフェアリング分離段階に進む前に「羅老」が爆発した。3度目の打ち上げが成功したことで、ようやく名誉を回復した。
チャン・チーム長は「地上では問題なく作動していた装備が実際の飛行では正常に作動しないことがあって苦労した」とし「最後の瞬間まで心配が続いたが、今回の成功で肩の荷が下りた」と語った。