海のない地域から海苔を輸出、中国人の舌を魅了=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.01 09:22
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慶尚北道尚州市の咸昌農工団地に位置した調味海苔の生産・輸出専門企業「韓味来食品」の生産ラインで従業員が火に通した海苔を次の工程に移している。低塩方式で処理された海苔は高温で二回、火に通される。パリッとして深い味わいの海苔そのものの味が生かされている。韓味来食品のことしの売上目標は110億ウォンだ。
先月27日、慶尚北道尚州市咸昌邑(キョンサンブクド・サンジュシ・ハムチャンウプ)の咸昌第2農工団地に位置した(株)韓味来(ハンミレ)食品。
工場の中に入ると、油を塗って火に通された後、包装された調味海苔がうず高く積まれていた。前日、中国向けの物量をコンテナで送り、この日はシンガポール向けの物量を準備中だった。米国バイヤーも立ち寄った。韓味来は「韓国の味が来る」という社名のように、ほぼ中国にむけて調味海苔を輸出している。
韓未来は設立3年目の新生企業だ。輸出だけに専念し、昨年は売り上げ40億ウォン(約3億5800万円)を達成した。この金額は尚州市全体企業のうち輸出額で断トツの1位だ。ことしの目標は110億ウォンだ。