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百済歴史遺跡、世界遺産に登録…韓国12件目

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.06 10:31
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4日、ドイツ・ボンで開かれたユネスコ世界遺産委員会で世界遺産に登録された百済歴史遺跡地区8カ所のうちの4カ所。写真は全羅北道益山の弥勒寺跡。660年まで存続し、古代東アジアの共有文化圏の形成に中心的な役割を果たした古代国家・百済の歴史と文化が新たに照明が当てられたことに伴い、この地域の観光活性化と並行して韓国文化遺産のグローバル化が期待される(写真=文化財庁)
百済歴史遺跡地区が国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産に登録された。ドイツ・ボンで開かれた第39回ユネスコ世界遺産委員会は4日、公州(コンジュ)・扶余(プヨ)・益山(イクサン)の百済時代の遺跡8カ所をまとめた百済歴史遺跡地区(Baekje Historic Areas)を韓国12件目のユネスコ世界遺産に登録した。

登録が確定した地域は忠清南道(チュンチョンナムド)公州の公山城(コンサンソン)と松山里(ソンサンリ)古墳群の2カ所、忠清南道扶余の官北里(クァンボクリ)遺跡と扶蘇(プソ)山城、陵山里(ヌンサンリ)古墳群、定林寺(チョンリムサ)跡、扶余羅城(ナソン)の4カ所、全羅北道(チョンラブクド)益山の王宮里(ワングンリ)遺跡と弥勒寺(ミルクサ)跡の2カ所などだ。2000年の慶州(キョンジュ)歴史遺跡地区、2004年の北朝鮮高句麗古墳群に続き、百済歴史遺跡地区まで登録されたことで韓半島(朝鮮半島)に根をおろした古代3国家の首都圏文化がすべて世界遺産になった。

 
審査を行った世界遺産委員会と国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)は百済歴史遺跡地区が「韓国・日本・中国の三国古代王国の間の相互交流の歴史をよく残しており、百済の来世観・宗教・建築技術・芸術美などを含む百済の歴史と文化の突出した証拠」と評価した。およそ1400年前の東アジア文化交流の中心だった百済の文化遺産が世界の人々の文化遺産として生まれ変わったのだ。

これで韓国は1995年宗廟(チョンミョ)、慶州、新羅文化遺跡の石窟庵(ソックラム)・仏国寺(プルグクサ)、海印寺(ヘインサ)蔵経板殿が初めて登録されて以来、20年で12件の世界遺産を保有する国になった。北朝鮮の高句麗古墳群と開城(ケソン)歴史遺跡地区まで加えると14件になる。

現地で国際ワークショップを開いて韓国の世界遺産登録20年の歴史と未来を広報したユネスコ韓国委員会は、文化財を保有した地方自治体と共に世界遺産登録に向けた韓国側の努力を紹介し、今後、保存管理戦略をさらに充実していていくと明らかにした。文化財庁のナ・ソンファ庁長は「百済の古代遺跡と建築物は、韓国と中国、日本の古代王国の間に現れた類似点と相違点の共存を見せている」とし「今回の登録理由に明記されているように先祖の優れた独創性を確認することができる」と説明した。ナ庁長は百済が建国当時から西海(ソヘ、黄海)を利用した海洋ネットワークを拡張する文化国家を目指した点に注目すべきだと述べた。

文化財庁は、今後、世界遺産委員会が示した保存管理戦略に従って百済歴史遺跡地区の全般的な観光整備計画を立てて行く予定だ。特に、公州松山里古墳と扶余陵山里古墳群の墓壁画と内部環境の変化に対する定期検査を忠実に守っていく方針だ。

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