「中国、戦争前に民族主義を扇動…尖閣・南沙諸島は一触即発」

「中国、戦争前に民族主義を扇動…尖閣・南沙諸島は一触即発」

2013年08月06日09時08分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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瑞相文・国防部軍事編纂研究所責任研究員(54)。
  漢の司馬遷は「軍隊がなければ国家は強くなれない(非兵不強)」と述べた。中国の習近平国家主席も「軍とは、呼べば来て、来れば戦い、戦えば必ず勝たなければいけない」とし、「強軍の夢」を叫ぶ。

  中国の4つの領土紛争を扱った『中国の国境戦争(1949-1979)』を最近出した瑞相文・国防部軍事編纂研究所責任研究員(54)に会った。チベット「解放」戦争と中印、中ソ、中越の戦争パターンを対象にしている。

  --中国はどういう時に戦争を決心するのか。

  「領土主権上の利益が衝突する場合だ。他国の領土に欲を出すのではない。過去に中国の疆域を侵奪された歴史的記憶が銃を握らせている」

  --中国が現在直面した領土紛争地域のうち、戦争の危険があるところはどこか。

  「釣魚島(日本名・尖閣諸島)と南沙群島(スプラトリー諸島)などは中国が決して譲歩できない戦略的領土境界地域だ。戦争の危険が今もある。潜在的に私たちの蘇岩礁(韓国名・離於島)と日本の沖縄でも問題が膨らむ可能性がある」

  --中国が戦争に突入することは予測できるのか。

  「中国は戦争を決心する度に一定の警告音を発信したりした。常に戦争に先立ち民族主義をあおる傾向を見せてきた。中華民族の権威が侵害されてはならないというようにだ」

  --もう少し具体的に話せば。

  「歴代中国の国境戦争はすべて中国が先制攻撃をしたケースだ。それでも中国は自国が攻撃を受け、自衛レベルで反撃したと主張した。これは毛沢東がいう『人若犯我 我必犯人(人我を侵さば、我必ず人を侵す)』という軍事的信条と軌を一にする」

  --戦争の名分を積むのでは。

  「中国は自衛的な反撃を『正義の戦争』として包装することで、軍隊動員を容易にし、また世論の支持を受けてきた」

  --中国の戦争の形態からも一定のパターンを読み取ることができるのか。

  「そうだ。中国軍の具体的な戦術はほとんど『割鷄焉用牛刀(鶏を割くのに何で牛刀を用いる)』方法だ。私たちには人海戦術として知られている。相手の最大6倍の兵力を集中させる。兵力優勢の利点を生かし、敵を迂回・包囲し、せん滅させることで、戦争を短期間に終結させる作戦だ。中国はまた攻点囲援の戦術を好む。先に目標地域(点)を攻撃し、これを助けるために相手の支援軍が接近すれば、これを徹底的に包囲して撃破する方法だ」(中央SUNDAY第334号)
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