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北、朝鮮中央テレビの映像著作権料を日本に請求

2004.08.11 18:50
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北朝鮮が、昨年の著作物保護協定(ベルン条約)加入以来初めて、日本の放送局にテレビ映像の使用料を請求していることが、11日明らかになった。

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は、今年5月にNHKなど日本の主要放送局に対し、彼らが任意に編集・放送している朝鮮中央テレビ(KRT)の映像について、使用料を徴収すると通告していたことが分かった。

 
朝鮮総連国際局のムン・グヮンム副局長は「KRTから権限を委任され、使用料を徴収することにした」とし「世界的に使われている1分未満の報道引用画面を除いたすべての映像について、1分あたり500ドルを課金する予定で、現在各放送局と協議中だ」と話した。

これについて、TBSは著作権料支払いの確認書を提出しており、NHKとテレビ東京も著作権を尊重するという意思を明らかにしている。

テレビ朝日は数年前から別ルートで使用料を支払っている。

一方、最も放送量の多いフジテレビと日本テレビは、朝日間に国交がない点を理由に、否定的な立場を示していると朝鮮総連は明らかにした。 ムン副局長は「支払を拒否する放送局へは、訴訟を検討している」と話した。

この点について朝日新聞は、著作権業務を管轄する日本文化庁が「国交のない国の著作権は、保護対象から除外される」と説明していると報道した。

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