白頭山、噴火すれば韓国に最大11兆1900億ウォンの被害
ⓒ 中央日報日本語版2015.05.21 11:32
白頭山(ペクドゥサン)が噴火した場合、韓国に最大11兆1900億ウォン(約1兆2400億円)に達する莫大な財産被害が及ぶという試算結果が出た。
21日、韓国国民安全処が主管した釜山(プサン)大地球科学教育学科ユン・ソンヒョ教授研究チームによる「火山災害被害予測技術開発」サービスによると、火山爆発指数(VEI)7で白頭山が噴火して北東の風が吹いた場合、韓国全域に火山灰が降って4兆5189億ウォンに達する農作物被害が発生するこという予測結果が出た。
噴火8時間後から江原道(カンウォンド)を皮切りに火山灰が流入し、48時間後には全羅南道(チョルラナムド)西南部地域を除く韓国全域が影響圏に入る。特に、江原道と慶尚北道(キョンサンブクド)には火山灰が最高10.センチまで積もり、甚大な被害が及ぶことが予想されている。また、済州(チェジュ)空港を除く韓国のすべての空港が最長39時間閉鎖され、最大611億ウォンの財産被害が発生することが明らかになった。