【取材日記】韓国幼稚園総連合会が解散したところで乳児教育がうまくいくのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.24 17:17
ソウル市教育庁が韓国幼稚園総連合会(以下、韓幼総)の法人設立許可取り消しを通達した22日午後、ソウル龍山区(ヨンサング)の韓幼総事務室は静寂に包まれていた。キム・チョル韓幼総政策広報局長をはじめとする職員の表情はいずれも暗かった。「乳児教育のために尽くした代価がこれなのか。強制解散は国家権力の横暴」という反発も出た。先月の始業延期闘争は遵法闘争だったため許可取り消し理由に納得できないというのが彼らの立場だ。韓幼総は24日、設立許可取り消し処分に対する執行停止申請と行政訴訟を提起する予定だ。
ソウル市教育庁は韓幼総設立許可取り消しを発表し、「保護者の不安を解消し、乳児教育の安定を確保するために設立許可取り消しは避けられない」と明らかにした。韓幼総が公益を害し、目的以外の事業により定款に違反したという理由だ。始業延期闘争で保護者に混乱と不便をもたらし、それ以前にも乳児と保護者を人質に集団行為を行ったことが公益を害したという内容だ。