<北核実験>経済破綻した北朝鮮、そのお金はどこから出たのか
北朝鮮が1979年、核開発を本格的に推進してから9日、1発の核弾頭を実験するまで2億9000万~7億6400万ドルの費用がかかっていると国防部は推定している。
この膨大な費用をどうやって調達したのだろうか。北朝鮮住民たちは金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が94年、金日成(キム・イルソン)主席の死後「前途多難でも笑って行こう」というスローガンを掲げなければならないほどに貧しい生活をしてきた。密かに核開発に拍車をかけはじめた90年代後半には大量餓死事態が続出するほどだった。