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【コラム】大統領のビジネス外交=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.20 08:42
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今月初めにアラブ首長国連邦(UAE)のシェイク・カリファ専門病院を訪れた。ソウル大学病院が5年間委託を受け運営してきたUAEの王立病院だ。これは韓国の大学病院輸出第1号だ。現地スタッフの評価を聞きたくて紹介を依頼した。ファティマという転院チームのスタッフがきた。彼女はUAE政府系病院で10年勤め2014年にここに来た。彼女は「ソウル大学病院と韓国人と働くことになり神に感謝する」と話した。神に感謝? 理由を尋ねた。彼女は「ソウル大学が最高の医療スタッフと運営スタッフを送り成功裏に医療サービスを提供することになったため」と話した。彼女は「英国人やエジプト人と働いてみたが、韓国人は初めてでとても心配した。いまは誇らしい。チームワークが良く、実力がベストで、患者に対する大きな心を持っている」と話した。

病院の周辺は四方が砂漠だ。患者は車に乗り1~2時間かけて診療を受けにくる。同病院は6日の開院5周年記念式で数人の住民と警察署長に感謝牌を贈った。食堂では現地料理、インド料理、韓国料理が出る。VIP病室には体の大きい患者のために起重機が取り付けられている。細やかな現地化戦略だ。UAEは医療インフラが貧弱で外国の手を借りている。グローバル競争の角逐場だ。ここで韓国医療が世界一流であることの検証を受けた。

 
ソウル大学病院は5年間の1次契約を終えこのほど5年間の2次運営者に選ばれた。10年にわたり10兆ウォンの経済的利益が生まれる。昨年初めにはUAE側が「複数入札を準備せよ」としていた。ソウル大学は反発した。ところが雰囲気が変わった。ソウル大学病院のキム・ヨンス院長は「昨年3月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領がUAEを訪問した後に単独入札に変わった」と話した。2014年の1回目の入札時はドイツなど7~8カ国の有名病院と競合した。同病院のソン・ミョンフン院長は「韓国の中東建設産業のイメージが投影され、2009年の李明博(イ・ミョンバク)大統領時代にUAEの原子力発電所を受注したのがターニングポイントだった。韓国を多く知らせた契機になった」と話した。同病院の成功は一朝一夕でもたらされたのではない。建設労働者の血と汗、彼らのオイルダラーで成長した韓国医療関係者と医療技術、大統領のビジネス外交が礎になった。

シン・ソンシク/福祉専門記者・論説委員



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