<サッカー>東京五輪か、カタールW杯か、ベトナム代表韓国人監督の選択は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.30 11:02
サッカー2019アジアカップでベトナム代表をベスト8に導き、またも「マジック」を見せた朴恒緒(パク・ハンソ)監督(50)が今後の去就について悩み始めた。できるだけベトナムサッカー連盟(VFF)との契約を延長して共に歩んでいくという基本方向に変化はない。その代わり成人代表チーム(Aチーム)とU-23(23歳以下)代表を同時に率いる従来のシステムではなく、一方に集中する方向で考えているという。朴監督とVFFの契約は今年末に終わる。
朴監督は29日、仁川(インチョン)国際空港で帰国インタビューに応じ、「ベトナムA代表とU-23代表を引き受けてみると業務が過重で、準備する大会が次々と出てくるという問題がある」とし「選択と集中が必要だと考えている。2つのチームのうち1つを引き受けることについて意見を交わしている。イ・ヨンジン首席コーチ(56)はずっと一緒にするだろうが、コーチ陣は一部改編が必要な状況」と話した。
「朴恒緒シンドローム」が起こり、朴監督の去就問題が韓国とベトナムの両国サッカーファンの関心事になっている。ベトナムがASEANサッカー連盟(AFF)スズキカップで優勝した後、またアジアカップで8強入りした後、多くの韓国サッカー関係者は「ベトナムサッカーはこれ以上上がるところがない。朴監督は(ベトナムを離れて)新しい道を探すべき」と助言した。2002韓日ワールドカップ(W杯)で「4強神話」を築いた当時のヒディンク韓国代表監督が大会直後、韓国国民の熱望にもかかわらず指揮棒を手放して「永遠の伝説」として残ったことから教訓を得るべきという趣旨だ。