韓国航空会社が中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）事態で減便運航していた日本・中国・東南アジアの各路線を正常化する。

アシアナ航空は２８日、事実上のＭＥＲＳ終息に従い、８月１日から日本・中国路線の運航スケジュールを正常化すると明らかにした。東南アジア路線は９月１日から正常運行する予定だ。ただ、仁川（インチョン）－羽田路線は８月６日から正常化する。中国の一部の不定期路線は今後も減便運航が続けられる。

アシアナ航空はＭＥＲＳの影響で乗客が急減した６～７月、上海、青島など２４本の中国路線、成田、名古屋など９本の日本路線、香港、台北など４本の東南アジア路線など、計３７本４７８便で減便運航していた。大韓航空も８月初めまでに国際線の運航スケジュールを全面的に正常化する方針だ。大韓航空は６～７月、中国３０本、日本６本など計３６本の路線を縮小したが、今月１７日から成田、秋田路線を手始めに、順次、正常化している。

大韓航空の日本・中国路線の搭乗率をみてみると、６月はそれぞれ５７％、６４％で前年に比べると５％、１７％減少したが、７月は６９％、７５％と前年水準を回復した。