<インタビュー>「中国のロッテたたき、ISDで正面対抗せよ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.10 12:08
中国の高高度ミサイル防御(THAAD)体系への報復攻勢が激しさを増している。経済報復や韓国観光遮断をはじめとする限韓令(韓流禁止令)に続き、国際スポーツ行事にも力を振りかざしている。23日、中国長沙で中国代表チームとワールドカップ最終予選を行うために韓国チームが申し込んだチャーター機就航にまでブレーキをかけた。中国の報復が長期化の兆しを見せ、東北アジア最大規模である韓中自由貿易協定(FTA)体制も亀裂の危機に陥っている。中国の攻勢によりロッテをはじめとする韓国企業の中国投資が不安になっているためだ。再協議から発効まで3年間、韓中FTAの全過程を現場で指揮した尹相直(ユン・サンジク)元産業通商資源部長官(61)に会い、中国の出方が過激になる背景と韓国政府および企業の対処法を聞いてみた。
――中国の報復攻勢が過激になっている。