温暖化・乱獲・中国漁船で荒廃する韓国の漁場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.13 17:20
12日午前6時、済州道西帰浦市天地淵滝の下の西帰浦港水産協同組合魚販場。コンクリートの1650平方メートル(500坪)規模の空間の中、330平方メートル(100坪)ほどの空間で、最初の競りが始まった。アカダイ約6000匹が60キロの黄・青プラスチック箱20個に入れられ、仲買人の手に渡った。その後、タチウオが入った10キロの箱が入ってきた。午前10時まで行われたタチウオの競りは200箱で終わった。西帰浦水産協同組合のチェ・ジョンホ組合長は「5、6年前までは500坪の魚販場が埋まり、埠頭側で待機しているタチウオの箱があったが、今は朝の競売場の雰囲気がよくない」とため息をついた。
◆イーマートでは外国産比率が50%以上
10日、ソウル蚕室ロッテワールド地下1階のロッテマート水産物コーナー。タコ(中国)、イカ(遠洋)、カレイ(ロシア)、サケ(ノルウェー)、イシモチ(中国)、エビ(エクアドル)、サバ(ノルウェー)…。水産物の原産地はさまざまだ。消費者がよく購入するサバは小さいものが1匹2000ウォン、小さいタチウオ2匹が9000ウォンで、「国産マーク」をつけて体面を維持している。大手スーパーのイーマートの場合、08年に1%だった輸入水産物の比率が昨年初めて半分以上の51.2%となった。