サムスン電子、スマートフォン・半導体の善戦で１－３月期実績良好

ⓒ 中央日報日本語版2015.04.29 10:39

サムスン電子は今年１－３月期の営業利益が５兆９７９４億ウォン（約６６５０億円）を記録したと２９日公示した。

１－３月期の営業利益は昨年１－３月期よりも２９．６％下落したが、昨年１０－１２月期よりも１３．１％増えた。

１－３月期の売り上げは昨年１－３月期対比で１２．２％減少した４７兆１１７９億ウォン、純利益は３８．９％落ちた４兆６２５８億ウォンだ。

昨年１－３月期がサムスン電子の実績が下落する直前の最高点だったことを考慮すれば、売り上げは良好な水準だ。営業利益率も１２．７％で昨年１０－１２月期の１０％に比べ２．７ポイント上昇した。

サムスン電子は「１－３月期はＩＴ産業が季節的なオフシーズンという状況でユーロ貨幣とエマージング諸国の通貨劣勢、欧州諸国の財政危機など不安定な経済状況が続いた」として「ただしギャラクシーＳ６の発売にともなう部品事業の好調とスマートフォン事業の実績改善に後押しされて利益が改善された」と明らかにした。