「韓国、次の成長モデルはドイツ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.17 15:40
大韓民国が強国として跳躍していくための次なる成長モデルとして“ドイツ”を提示した本が出版された。キム・テクファン京畿(キョンギ)大教授(言論メディア学科)が執筆した 『NEXT KOREA』(メディチ)だ。著者がドイツを次のモデルとして見る理由は、歴史の類似性や国民性のためだ。韓国とドイツは分断という痛みを経験し、急速な経済成長を遂げた点が似ている。
しかし著者は「韓国が成長の後遺症を患っている一方、ドイツは平和統一の試練を乗り越え、世界経済危機の中でも量的かつ質的な成長を続けている」と判断した。
著者は「大韓民国は‘アジアのドイツ’を越える強国に飛躍できる」と強調する。筆者は「ドイツに召命意識があるなら、大韓民国には興趣意識がある」と話す。没頭しながらドイツの炭鉱、中東とアフリカの猛暑の砂漠、シベリアの酷寒で熱心に働く精神をいう。これを通じて最短期間で経済の奇跡を達成した。