根岸英一教授「韓国、ノーベル科学賞受賞の条件は整った」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.08 16:18
6日、今年のノーベル化学賞の共同受賞者に選ばれた根岸英一米パデュー大特別教授は、小学生時代の2年間をソウルで過ごした。 それだけに韓国に対する愛情も深い。 韓国がノーベル科学賞を受賞するための苦言もためらわなかった。 ノーベル賞受賞の喜びがまだ続く7日午前、米インディアナ州の自宅にいる根岸教授に1時間ほど単独電話インタビューをした。
--日本はノーベル科学賞をこれまで15人も受賞しているが、韓国ではまだ受賞者が出ていない。その理由をどう考えるか。
「正直、それは知らなかった。 近代化の歴史の差かもしれない。 日本は太平洋戦争後すぐに科学立国のために多くの投資をしてきた。 産業も急速に発展した。 ノーベル賞を受賞できる土壌が早くから形成された。 蓄積の力だ。 しかし韓国は約30年遅かった。 それでもその速度が速いだけに、ノーベル科学賞を受賞する条件は整った。 時間の問題だと思う」