盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の「お前のせい」現象に対し、心理学者は外部の敵が消えればまた別の敵を作り出すと自分の存在を確認することができると思うからだと分析する。政治学界では「説得できるリーダーシップが不足しているから」と指摘した。
◆「対立、緊張解決するのに未成熟」=盧政権の「お前のせい」心理について延世(ヨンセ)大心理学科ファン・サンミン教授は「すべての問題の根源が他人のせいだと思うグループがある」とし「これに属する人はアイデンティティが内的探索を通じて作られるのではなく、外部から与えられる」と話す。強い敵と対立して戦いながら自己アイデンティティや正当性を作って行くだけで自分を客観化して見られないという。