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静寂と激情のジェットコースター…さらに深くなったショパンに出会う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.04 17:35
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幻想的な演奏だった。さらに深くなった音楽性が確かに伝えられた。チョ・ソンジンの演奏に、静まりかえった聴衆はこらえていた歓呼をさく烈させた。熱いスタンディングオベーションで英雄の帰還を歓迎した。

2日、ソウル芸術の殿堂で第17回ショパン国際ピアノコンクール優勝者ガラコンサートが開かれた。昨年のショパンコンクール入賞者6人とヤチェク・カスプシクが指揮するワルシャワフィルハーモニックの舞台だった。それぞれ違うプログラムで行われた午後2時と8時の公演はいずれもチョ・ソンジンが有終の美を飾った。

 
昼間の公演2部の最後。前代未聞の歓呼の中にチョ・ソンジンが登場した。1年ぶりの故国での舞台だった。最初の曲『ノクターンOp.48-1』でチョ・ソンジンはしっとりとした叙情性を伝えた。聴こえてくる音量がほかの演奏者よりも大きかった。演奏に自信がこもっていた。内側の激情を伝えるジェスチャーが自然だった。コンクールの光栄があるまで彼が体験した孤独と試練が走馬灯のように過ぎ去るようだった。

あふれる喝采に短く応えたチョ・ソンジンはすぐに『幻想曲Op.49』を演奏した。聴衆の耳をひきつけて鍵盤を完全に掌握した。チョ・ソンジンの解釈は揺れ動く髪と身振りを通じて完成された。静けさと激情をジェットコースターのように行き来しながら聴衆を興奮のるつぼへと推し進めた。

『英雄ポロネーズOp.53』は漸層的に膨らむ後半部のボリューム感が堂々としたものだった。アンコールは『ノクターン20番』。震えるような澄み切った叙情美の極限だった。

夜の公演の最後。チョ・ソンジンは指揮者カスプシクと並んで登場し、ショパンの『ピアノ協奏曲1番』を共演した。力強く強烈な最初の音から、澄んだ高音で表現する叙情性まで、どの瞬間も輝いて全力を尽くした演奏だった。

指揮者と目を合わせながら演奏に専念するチョ・ソンジンの顔は汗にぬれていた。第2楽章ラルゲットはチョ・ソンジンが主導した。どんな妨害もなく自由に感覚の庭を散策していた。第3楽章は喜びの歌であった。晴れた日の小川の砂利のように流麗で光り輝く演奏だった。

スタンディングオベーションの洗礼に応えたチョ・ソンジンは午後2時の公演でも演奏した『英雄ポロネーズ』をアンコールでプレゼントしてくれた。依然としてりりしく新鮮さを失わなかった演奏だった。カーテンコールはとどまるところを知らなかった。

ほかの入賞者の演奏も目を引いた。シャルル・リシャールアムラン(2位)は独特の音を刻印させた。紅一点のケイト・リュウ(3位)は堅固で果敢な演奏を披露した。エリック・ルー(4位)とイック・トニー・ヤン(5位)、ドミトリー・シシュキン(6位)も6人6色のショパンの聖餐に参加した。

インターパークの集計によればこの日チケット購買者のうち20代と30代が全体の67%、女男比は8対2だった。若い女性観客が圧倒的に多く観覧したということが分かる。

2日の一日で2500席の芸術の殿堂コンサートホールは「ダブルヘッダー」を行った。2つの公演時間を合わせれば6時間を超える。平日午後2時から混み合う公演会場というのは珍しかった。公演前、ロビーの音楽ファンたちはチョ・ソンジンの練習場面を見守りモニターから目を離せなかった。

チケットを手に入れられなかった人々は、万が一のキャンセルチケットを待ちながらいらだつ表情で列をつくった。クラシック公演では異例のダフ屋が登場し、R席(18万ウォン)が80万ウォンまで暴騰したという話も出回った。トイレには利用客が詰めかけた時に水の供給が中断した。

より一層熱くなる「チョ・ソンジン症候群」。この日の熱気がクラシック音楽界全般の関心向上と底辺の拡大につながるか注目されている。

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    2016.02.04 17:35
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    鍵盤を完全に掌握したチョ・ソンジン。2日、彼の音楽は揺れ動く髪と身振りを通じて完成された。(写真=クレディア)
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