安倍首相の中国包囲外交…東南アジアに続きモンゴル訪問(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.25 11:45
昨年12月末の就任以降、安倍首相の外交路線は、一言でいうと「中国を取り囲む」という姿勢だ。1月には中国と領土紛争中であるベトナムをはじめとしてタイ、インドネシアまで東南アジア3カ国を訪問した。インドネシアでは「自由と人権拡大のための努力」「力でない法の支配を通した海洋の安定」など、中国牽制に傍点が打たれたような“ASEAN外交5原則”を発表した。先月米国を訪問したこともやはり対中国牽制にあり、米国との協力を模索するための目的もあった。
このように中国包囲に向けた動きは速いが、習近平体制がスタートして以降模索してきた中国との関係改善は一歩も先に踏み出せないままだ。