【時視各角】任期末に日本と遠ざかる韓国大統領(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.17 15:24
李明博(イ・ミョンバク)大統領はいわゆる「6・3世代」だ。高麗大商科大学の学生会長時代だった1964年、韓日国交正常化反対デモを主導した。彼は国交正常化について「日帝が謝罪してするべき性格のものであり、われわれが先に、しかも密室交渉で手を広げてするというのは民族的感情が容認できなかった」(『神話はない』)と書いた。
大統領になってからは日本との関係改善を希望した。当選した後、「成熟した韓日関係のために(日本に)謝罪、反省しろという話はしたくない」と述べた。その年4月に訪日し、独島(ドクト、日本名・竹島)や過去の問題をう回した。進歩陣営はずっと「親日」と疑った。