「北の挑発に相応の対応」 …韓国政府、95分後にNSC招集
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.13 15:06
北朝鮮が12日午前7時55分ごろミサイルを発射してから95分後の9時30分、韓国政府は国家安全保障会議(NSC)を招集した。NSCは金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長が主宰した。政府は今回のミサイル挑発が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ではないと判断しているが、トランプ米大統領の就任(先月20日)後初めての挑発という点に注目している。
政府はNSC直後に発表した外交部の声明を通じて「今回の挑発は国連安全保障理事会の決議に対する露骨かつ明白な違反であるうえ、韓半島(朝鮮半島)および国際社会全体の平和と安全に対する重大な脅威」と明らかにした。外交部報道官の論評・声明より格が高い「外交部声明」という形式をとった。また金室長は米国のフリン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と電話で対話した後、「韓米間の緊密な連携を継続し、北の挑発を抑止するために可能なすべての案を模索していくことにした」と青瓦台(チョンワデ、大統領府)が伝えた。