【コラム】これ以上先送りできない使用済み核燃料の議論=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.15 15:50
2015年は韓国の原子力史に記録されるような出来事が多かった。韓国初の原子力発電所「古里1号機」の永久停止と廃炉が決定した。原発のサイバー保安問題が提起され、これに対する取り組みが一層強化された。福島原発事故の後続措置が仕上げ段階にあり、安全に関する取り組みも継続されている。
福島原発事故後、停滞していた原子力が、世界的に温室効果ガスの削減が人類の持続可能性に対して重大な要素として浮上し、再び注目されている。英国は長期間の沈黙の末、古い原発と環境基準を満たしていない石炭火力発電所の代替として8基の原発建設計画を提示した。日本も原発の稼働を次々と再開させている。韓国も第7次電力需給基本計画で石炭火力発電所2基を放棄し、原発2基を追加で建設することにした。