北朝鮮、韓国ろうそく集会報道も…飛び火を懸念して控えめに(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.12.19 15:44
◆核心ポスト130のうち7割以上が交代
金正恩労働党委員長は過去5年間、それなりに先代との差別化に力を注ぐ姿を見せた。何よりも目を引いたのは世代交代だ。一部の元老勢力に礼遇レベルで現職を維持させながらも、相当部分の人事を入れ替えて変化を図った。統一部は金正恩委員長が随時、公開・非公開人事を断行し、130余りの核心ポストのうち7割以上を交代したと把握している。また、最側近グループの年齢を70代から60代に引き下げたことが分かった。金正日総書記が主に教示や批准形態で統治活動をしたのに対し、金正恩委員長の場合、労働党第7回大会の開催はもちろん、党全員会議や最高人民会議など公式議決機構の決定を通す場合が増えた。これに関し、体制運営の非正常的な過程を正常化しようとしたという評価が一部で出ている。