盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が31日に、在任中最後となる特別赦免(1月1日付)を行った。
政府は、31日の閣議で、75人の特別赦免を決定。対象者の内訳は、企業関係者21人、元公職者・政治家30人、公安事犯18人など。罪を深く反省する死刑囚6人は無期懲役に減刑された。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)と法務部は、特別赦免に2つの名分があるとしている。企業関係者については「通貨危機から10年目を迎え、かつての不合理な慣行を清算し、新たな未来を建設しようとのレベルから」と説明した。48人の公職者・政治家・公安事犯については「国家の発展に加わる機会を与えるため」とした。