【社説】白紙危機に陥った北核交渉…それでも終盤「ビッグディール」を諦めてはならない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.25 13:20
北朝鮮が昨日、豊渓里(プンゲリ)核実験場爆破ボタンを押した。過去10年間、6回の核実験を敢行する間、世界の懸念の視線を集中させていた咸鏡北道吉州郡(ハムギョンブクド・キルジュグン)豊渓里萬塔山(マンタプサン)の深い渓谷の地下坑道は崩れ落ち、核実験場は土砂の中に埋もれてしまった。
4つの地下坑道のうち、すでに核実験終了後に汚染によって閉鎖された第1・2坑道の他に、まだ使用可能な第3・4坑道まで発破音と共に崩壊した。韓国・米国・英国・中国・ロシアから来た記者団が現場でこの場面を逐一見守った。北朝鮮が豊渓里核実験場の爆破ボタンを押したことは言葉だけだった非核化意志を可視化した最初の処置という点で評価する価値はある。