<アジア大会>テニス男子ダブルス、韓国が28年ぶり金メダル(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.30 08:13
イム・ヨンギュは「アジア競技大会前は、足が痛くてあまり試合に出られなかった。今大会に命をかけようと誓っていたが、金メダルを取ることができた。チョン・ヒョンが私を信じてついてきてくれた。感謝している」と述べた。チョン・ヒョンは「このような大きな大会で金メダルを取ったのは初めて。夢でないことを願う」とし「ヨンギュ先輩とは年齢の差があるが、試合をしながらうまくいかないところがあれば真剣に『これは違う』と言いながら話し合った。お互いの信頼が優勝の原動力」と語った。
この日、金メダル獲得を本人ほど喜ぶ人がいた。アジア競技大会代表チームに復帰したが、けがで辞退したイ・ヒョンテクだった。イ・ヒョンテクは観客席で後輩がポイントを取るたびに拍手して喜んだ。ミスで点数を失った時は「大丈夫だ」と叫んで励ました。イ・ヒョンテクは「後輩がやってくれた。広州アジア競技大会で逃した金メダルをホームで取り戻せてよかった」とし「私も98年バンコクアジア競技大会で金メダルを取って兵役免除を受け、2000年の全米オープンで16強入りできた。兵役免除を受けることになった後輩がツアー大会でプレーし、メジャー大会にも出場し、低迷している韓国テニスを復活させてくれると信じている」と述べた。