【社説】進歩は反国家的従北勢力と決別すべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.03 11:47
メディアに公開された李石基(イ・ソッキ)統合進歩党議員の革命組織(RO)秘密会合での発言内容は衝撃的だ。李議員は韓半島の平和と国民の生存を脅かす北朝鮮の核・ミサイル挑発を称える発言を平然としたことが明らかになった。また米国・韓国政府を「あいつら」と呼ぶ半面、北朝鮮に対しては礼賛一辺倒だった。講演では終始、北朝鮮式の表現を使用し、北朝鮮の革命歌謡を歌ったというのだから、李議員の正体がよく表れている。さらに北朝鮮の地下工作員が使う「風のように消えろ」という言葉で講演を締めくくった。なにかスパイの真似事でもしようとしたのではないか疑わしい。それが骨の髄まで平和主義者と名乗る者の口から出る言葉なのか。李議員に対する逮捕同意案が国会に報告されただけに、与野党は迅速に処理し、司法手続きを踏んで実体的真実を明らかにしなければならない。
これと同時に必ず確認するべきことがある。李議員のような人たちが国庫の補助を受ける公党の国会議員として活動できるようにした責任の所在だ。統合進歩党を支持した有権者を蔑むわけではない。支持者の多数は統合進歩党の従北性向を認知できず、進歩という仮面を見て投票したのだろう。