電子旅券、韓国の技術が海外市場を狙う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.05 13:15
洗濯機に電子旅券が入ったジーンズを入れ、60度のお湯で45分間洗濯する。鋭いペンで電子旅券に内蔵された電子チップとアンテナを100回叩いたりもする。外交部から旅券製作を委託された韓国造幣公社はこうした電子旅券耐久性試験をする。90種類ほどの関門を通過するのにかかる時間は1カ月。
造幣公社のチョン・ヨンギID事業団次長は「うっかり洗濯機で洗ったり犬にかみちぎられても電子チップに内蔵された個人認証情報が破壊されないのかを確認する。海外で身元認証できず拘留される不祥事を防止するための手続き」と説明した。