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【コラム】日本の歴史覆しに対する米国の傍観、自国の損失に=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.16 08:04
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残念ながら日本に関連する過去の歴史に対してはこのように強力な番人がワシントンにはいない。安倍晋三が見せつけるように靖国神社を参拝しても米国務省は「失望した」という一言で済ませる。ドイツ首相がヒトラーの遺骸が安置された聖堂を参拝するのと変わらない。もちろん米国にも太平洋戦争参戦勇士を中心に日本の歴史修正の動きに反対する勢力が存在する。しかしユダヤ系ほど資金や力がなく、影響力が弱い。このため日本は米国の大統領までも広島に呼んで「被害者」ショーをするに至った。このままだと、日本は真珠湾空襲も米国が誘導したものであり、太平洋戦争の責任を自分たちだけに問うのは不当だと強弁することになるかもしれない。

その場合、最も大きな損害を受けるのは米国だ。米国主導で樹立された戦後の秩序をひっくり返す日本の「作業」を傍観し、助けることで、北東アジアのパクスアメリカーナを自ら崩す結果を招くからだ。これは日本帝国主義から最も大きな苦痛を受けた韓国にも災難だ。日本が米国の黙認の中、過去の歴史覆しに成功すれば、我々に対してよりいっそう厚顔無恥な態度を見せるに違いないからだ。

それだけに我々は米国内の良心勢力と手を握り、日本の歴史覆しが米国に及ぼす悪影響をワシントン官民に知らせなければいけない。慰安婦問題も重要だ。しかしこのように韓日間の問題だけを取り上げれば、米国の積極的な対応は引き出しにくい。人は自己の利害が絡むことに先に動くものだ。国も同じだ。したがって安倍首相の靖国神社参拝や太平洋戦争責任回避のような、米国と直結した歴史懸案を日本が覆そうとする現実を集中的に浮き彫りにする必要がある。このような動きは韓国に先立ち米国の国益を正面から侵害するということを悟らせ、米国が日本の妄動に直接ブレーキをかけるように導かなければいけない。

 
カン・チャンホ論説委員


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