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【コラム】習近平はなぜ「1人体制」構築に向かうのか=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.12 16:53
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2つの理由がある。一つは改革の必要性のためだ。習近平は昨年10月、「もう中国の改革は根強い敵を攻撃し、深い水を渡らなければならない時期を迎えた」と述べた。現在、中国の改革は既存の利益構造を打破しなければならない分岐点にあるが、これを一つの部門だけに任せては「力が心についていかない」(力不従心)状況が発生してしまうということだ。結局、習近平が動き、改革の完成という大任を遂行しなければならず、このため習近平への権力集中が必要ということだ。歴史学者の蕭功秦が「中国は現在、強人を必要とする。権力集中が重要だ」と話す背景だ。

習近平の1人体制を可能にする2つ目の要因は、薄煕来から始まり周永康に飛び火しながら浮上した集団指導体制の弊害だ。中国では現在、周永康元政治局常務委員の側近に対する腐敗調査が行われている。周も腐敗容疑で処罰されるという。筆者が見るに周の本当の問題は腐敗というより、彼が薄煕来をかばいながら見せた態度だ。彼は薄煕来の失脚を防ごうと武力まで動員したという疑惑を買っている。いわゆる2012年3月末の政変説だ。周は部下を動員し、中国権力の心臓部である中南海包囲を試みたと知られている。彼はどうしてこうした大胆な行動ができたのだろうか。周は当時9人の政治局常務委員のうち序列が最も低かった。しかし自分が引き受けていた政法委員会の権力を極度に膨張させた結果、公安と武装警察、検察、国家安全部などに派閥を形成し、さらに武力示威ないし政変まで狙える力を持つようになったのだ。集団指導体制下の分業システムのもと、他の政治局常務委員が周が担当する分野には全く関与しなかったからこそ可能だったのだ。

 
集団指導体制は皇帝のようだった毛沢東1人治下の弊害が再発するのを防ぐために、トウ小平が復活させた中国共産党の統治システムだ。集団指導体制が各派閥の利害を調節でき、何より“怪物皇帝”の登場を予防できると考えたからだ。胡錦濤時代には9人の政治局常務委員が中国を統治することに対し「九龍治水」という言葉も出てきた。しかしそのシステムも30年ほど作動すると、周の場合のように問題が発生したのだ。その結果、また権力の集中が希求され、習近平による1人体制誕生を刺激している。世の中はこのように巡る。韓国でも「87年体制」に対する再検討の声が高まっているではないか。

ユ・サンチョル中国専門記者


【コラム】習近平はなぜ「1人体制」構築に向かうのか=韓国(1)

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