‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（１９、高麗大）の「五輪プログラム」が徐々に輪郭を表している。プログラム導入部のトリプルジャンプの基本点を高めて目標点をさらに上げ、ファンに強い印象を与えるためによく知られているピアノ協奏曲を背景音楽に選んだ。

キム・ヨナを指導するブライアン・オーサー・コーチは１日、フィギュア専門サイト「アイスネットワーク」とのインタビューで、「昨年、前人未到の２００点を突破したキム・ヨナが、今年は２１５点を狙う」と明らかにした。

０８世界フィギュア選手権大会で２０７．７１点をマークしたキム・ヨナが点数をさらに高めるために選んだ方法の一つは３回転連続ジャンプの変化。その間プログラム導入部の３回転連続ジャンプで「トリプルフリップ－トリプルトーループ」（９．５点）を跳んできたキム・ヨナは、２０１０年バンクーバー冬季五輪を控えて「トリプルルッツ－トリプルトーループ（１０点）を磨いている。

ＩＢスポーツのク・ドンヒ副社長は「五輪シーズンなので高難度の技術を採択し、現在の成功率は従来のトリプルフリップ－トリプルトーループとほぼ同じ程度」と期待感を表した。

その間「昨年のように強烈なプログラムを見せる」と話してきたキム・ヨナはエキシビジョン演技「Ｄｏｎ’ｔ　ｓｔｏｐ　ｔｈｅ　ｍｕｓｉｃ」で見せたような成熟した魅力を見せる予定だ。

オーサー・コーチは「キム・ヨナのＳＰは強烈で成熟し、セクシーに感じられるほどだ。フリーの背景音楽にはよく知られているピアノ協奏曲を選んだ」と伝えた。

１４日から３日間開かれるアイスショーのため１１日ごろ帰国するキム・ヨナは、アイスショーの期間中、新しいプログラムのバックミュージックを発表する。

　
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