韓米首脳会談、THAADめぐる正面衝突は避ける見通し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.30 08:32
30日(現地時間)の首脳会談を控えた韓米当局が葛藤露出の最小化、同盟強化の強調に方向を定めた。
韓国政府の当局者は28日、匿名を前提に「今回の会談は確固たる同盟を強調し、両首脳間の人間的関係を築くことに主眼点を置いた」と確認した。両国の実務陣は首脳会談後に発表する共同声明も事実上完成させたという。韓米同盟を強調することが共同声明の核心になるとみられる。
首脳会談の結果を左右すると見なされた高高度防衛ミサイル(THAAD)は正面衝突を避ける雰囲気だ。ホワイトハウスの関係者は28日(現地時間)、「THAADをめぐり大量のインクがあふれた」とし「両首脳のうちどちらもこの問題を討論の中心として扱おうとしていない」と説明した。THAADに関してはすでに多くの話があり、立場が発表されただけに、両首脳がTHAADを取り上げて深く議論することはないという意味と解釈される。