【時視各角】韓国は「トランプの口」を塞げるのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.02 09:42
トランプ米大統領の口から「THAAD(高高度防衛ミサイル)請求書」発言が出る数日前、ホワイトハウス周辺ではもう一つの「怪談」があった。
「カール・ビンソン」請求書。発信者はトランプ大統領、受信者は文在寅(ムン・ジェイン)次期大統領。内容を整理するとこうだ。
「原子力空母『カール・ビンソン』が予定を変更して韓半島(朝鮮半島)に配備された。空母打撃群の構成はこうだ。原子力潜水艦2隻を先頭にイージス駆逐艦『ウェイン・E・マイヤー』『マイケル・マーフィー』、その後ろに空母『カール・ビンソン』、そして誘導ミサイル巡洋艦が護衛した。韓半島での運営期間は約1カ月。以下、請求書内訳:『カール・ビンソン』空母運営費=375億ウォン(約37億円)、潜水艦2隻=50億ウォン、駆逐艦2隻=50億ウォン、巡洋艦1隻=30億ウォン。1カ月間の運営費505億ウォンを韓国政府に請求する」。