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【コラム】試験台に上がった中国の大国崛起と韓国の中堅国外交(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.27 09:05
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最近、習近平政権になってから野心にあふれるように展開してきた中国の大国崛起が随所で困難にあっている中で、韓国の中堅国外交も共に試験台に上がっている。

何よりも中国の南シナ海の領有権主張が国際紛争調停機構から根拠なしとの判決を受けて力に依存していた外交力が座礁し、高高度ミサイル防御(THAAD)体系配備が中国の戦略利益を侵害するという中国の強い反対も受け入れられなかった。

 
一方、今回のTHAAD配備を推進する過程で韓国の中堅国外交も多くの弱点を表わした。まず韓中関係が米中関係の従属変数に転落することを防げないことによって中心を失い揺らぐ姿を見せた。そしてデリケートな事案の全体を合わせる総合的なリーダーシップが不足し、外交政策と安保政策が調和を作り出せずに国内理解の相反問題など不確実性を除去できず、疎通による摩擦管理にも失敗した。特に中国が核心利益とみなしてきた南シナ海の領有権紛争で不利な判定を受けたその時期にTHAAD配備の決定を発表するなど、タイミングを選択する外交的な感覚や鋭い洞察力も不足した。

韓中関係もしばらくは蜜月関係のようだったが、常に突出する利害関係の相反によってすぐに冷却してしまうなど不安定な様子を見せている。朴槿恵(パク・クネ)大統領が天安門の望楼で習近平主席と共に全勝記念パレードに参加し、韓中FTAが妥結した時に韓中の友好関係は最高潮に達した。その頃韓国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)に5位の出資国として参加し、副総裁国になって中国は国連の対北朝鮮制裁に積極的に参加もした。しかし最近、中国主導のAIIBがホン・ギテク副総裁の個人的身上の問題を口実に韓国側の副総裁席そのものをフランスに譲り渡すなど非友好的に変わりつつある。中国は韓国のTHAAD配備の決定で荒っぽい外交的ジェスチャーで反発している。戦略的協力パートナー関係の充実を標ぼうした韓中関係がまだ成熟段階に至っていなかったということと、中国外交の品格が大国崛起をするほど高い水準に達していなかったという気がした。

このように韓中関係が両国間の利益の均衡、価値の均衡がまだ安定的に席を占めることができない中で、米中間の利害関係によって深刻な変動性を見せている。このような点で、中国にこれを与えれば韓国があれを受けることができるという信頼を持って外交的取引をするのは、時にむなしい結果を招くようになり、この過程で相互不信の沼に落ちてしまう可能性もある。

今や韓国の外交が原則なしに米中の間を行き来してどちらの友人にもなろうとする姿勢を取れば、ややもすると中心を見失い紛争の海におぼれて彼らの関与を招き期待感だけを大きくする恐れがある。私たちは先進化した中堅国家としてAIIB加入、THAAD問題や南シナ海紛争のような米中間の利害衝突事項について徹底的に国家の基本利益を守る立場に原則を定め、これを対内外的に賢明かつ効果的に守っていかなければならない。


【コラム】試験台に上がった中国の大国崛起と韓国の中堅国外交(2)

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