韓銀の次は政府、今月末に浮揚策…経済心理“防疫”へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.12 08:46
韓銀が先制対応を率先しただけにバトンは政界へと渡った。すぐにも追加予算編成など利下げ効果を生かす追加対策を要求する声が高まる見込みだ。現代経済研究院のイ・ジュンヒョプ経済動向室長は「利下げ効果を最大化するためには追加予算編成が続かなければいけない」とし「できるだけ迅速かつ十分な規模で編成してこそ効果を出せるだろう」と述べた。
政府も第2段階の心理戦を計画している。まず不安心理による消費委縮を防いだ後、今月末に発表する予定の「下半期経済政策方向」に具体的な景気浮揚策を反映させる考えだ。企画財政部はMERS入院・隔離者、中小病院・医院、小商工人などに対する4000億ウォン(約440億円)の支援パッケージを出した状態だ。企画財政部の内部では市場の予想を上回る積極的な景気浮揚策が出るべきだという主張が説得力を得ている。