火災報知器メーカー、リモコンでセンサー操作し検定通過=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.08 14:01
火災報知器メーカーのK社が主要施設200カ所余りに火災報知器の不良品2万個余りを納品した事実が、警察の捜査を通じて確認された。
火災報知器は、消防製品の検定機関である韓国消防産業技術院(以下、技術院)の「個別検定」を通過して初めて販売できる。製品の一部を無作為に選んで実施される動作・不動作試験で全て「合格」判定を受けなければいけない。不良品は、この検定過程をどうやって通過できたのだろうか。取材の結果、K社は2012年8月に技術院の検定過程でリモコン操作をして摘発されたことが明らかになった。火災報知器に電力を供給する電源供給器にリモコンセンサーをひそかに入れた後、動作試験の時には適正な電力が流れるようにし、不動作試験時はリモコンで電力量を半分に減らして報知器が作動しないように操作したものだ。