韓国体操金メダリスト・梁鶴善の“ビニールハウス家”に新しい家
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.17 14:59
「ロンドンオリンピック(五輪)で金メダルを取り、ビニールハウスで暮らす両親に家を建ててあげたい」と約束していた事実が知られ、韓国国民の胸を深く打った体操金メダリストの梁鶴善(ヤン・ハクソン)選手に新しい家ができる。
16日、全羅北道(チョルラプクド・以下、全北)道庁でソンウ建設のカン・ドンボム代表取締役とキム・ワンジュ全北道知事、イ・ガンス高敞(コチャン)郡主、梁鶴善選手の母親(キ・スクヒャンさん、43)らが参加する中、「ラブハウス寄贈協約式」が行われた。協約式で、全北の郷土企業であるソンウ建設のカン代表は「劣悪な環境の中から世界の頂上に駆け上がった梁鶴善選手の意志と両親への親孝行に感動した」とし「梁選手の家族が安定して高敞に住み続けられるように住宅を新築して寄贈する」と明らかにした。ソンウ建設は、現在は梁鶴善選手の家族が住むビニールハウスのある高敞郡孔音面石橋里(コチャングン・コンウムミョン・ソッキョリ)に、今年末までに100平方メートル規模の一戸建てと農業資材倉庫を建てる計画だ。