韓経:【コラム】韓流をどう見るべきだろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.25 14:45
韓流を終わった、あるいは今後衰退するだろうと見るのはほとんど国内的見方だ。韓流は絶対に一時的な流行ではない。
例としてメキシコを考えてみよう。約5年前からメキシコにも韓流ブームが起きて韓流ファンクラブの会員数が350万人にもなる。メキシコのアーチェリー代表チームの監督を務めたイ・ウン氏が10月ごろローンチする「Goods TV」は中南米に初めて紹介されるスペイン語ベースの韓流プラットホームだ。K-POP、ドラマ、バラエティなどコンテンツはもちろん、化粧品、衣類、アクセサリーなども販売する。中国より大きくなると見込まれる中南米に韓流市場が開かれているわけだ。何よりコマース(commerce)が結びついているのが目につく。
約20年前、日本と中国で韓流が「突然」流行した時は、韓国は特別な準備ができていなかった。『冬のソナタ』の日本ファンが南怡島(ナミソム)を訪れる時も、中国観光客が明洞(ミョンドン)に集まる時もただ不思議に思うだけだった。だからだろうか、世界韓流学会が作られて数年間国際大会を開いている今でも、韓流からビジネスチャンスを見出す人々は特定業種の関係者だけだ。